種子植物
種子植物 ムクロジ科
種子植物 ムクロジ科
ミツデカエデ
Acer cissifolium (Siebold et Zucc.) K. Koch
京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 |
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2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
選定理由 | 府内では分布域は広いが、群生することはなく、個体数は少ない。 |
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形態 | 山地にはえる落葉高木。葉は3~8cmの細い葉柄があり、3小葉に分かれる。小葉は長楕円形で薄く、先に粗い鋸歯があり、尾状に鋭尖頭、基部は鋭脚。雌雄異株。花は5月、淡黄色。花糸の下部は肥厚する。分果は長さ2.5~3cmで短毛がある。翼は平行または鋭角に開く。 ◎参照 日本の野生植物 木本Ⅱ(平凡社)18、原色日本植物図鑑 木本編Ⅰ(保育社)287 |
分布 | 北海道南部、本州、四国、九州中部。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域、中丹地域、南丹地域、京都市域北部。 |
生存に対する脅威 | 森林開発、土地造成、道路工事など。 |
必要な保全対策 | 工事や開発などの前に生物調査を綿密にし、生かす方法を考える。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 田中徹