種子植物種子植物 バラ科
ツルキジムシロ
Potentilla stolonifera Lehm. ex Ledeb.
| 京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 |
|---|---|
| 2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
| 選定理由 | 府内では産地、個体数ともに少ない。 |
|---|---|
| 形態 | 山地の斜面などにはえる多年草。平地や丘陵地にはえるキジムシロに似るが、長い蔓（ストロン、ランナー）を出して繁殖する。葉は羽状複葉。全株に開出毛がある。花は黄色、4～5月に咲く。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅱ（平凡社）180、原色日本植物図鑑 草本編Ⅱ（保育社）135 |
| 分布 | 北海道、本州、四国、九州、済州島、千島、サハリン（樺太）、カムチャツカ。 ◎府内の分布記録区域 南丹地域、京都市域北部。 |
| 生存に対する脅威 | 山地開発、林道の新設、拡幅、遷移の進行（暗化）。 |
| 必要な保全対策 | 工事に先立つ生物調査を綿密にする。 |
執筆者 西沢信一、光田重幸
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