種子植物
種子植物 キンポウゲ科
種子植物 キンポウゲ科
クサボタン
Clematis stans Siebold et Zucc.
京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 |
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2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
選定理由 | 現在府内では北部地域にわずかに見られるだけである。 |
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形態 | やや乾いた草地や林縁にはえる多年草。茎の下部は木化する。葉は3小葉で縁に不揃いの大きい鋸歯がある。花は淡紫色の筒形で下向きに咲き、花被が反り返る。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅱ(平凡社)73、原色日本植物図鑑 草本編Ⅱ(保育社)223、f. 101; 1 |
分布 | 北海道、本州。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域、中丹地域(現状不明)、南丹地域(絶滅に近いが、現状不明)。 |
生存に対する脅威 | 草地の開発、道路の新設、園芸用採集。 |
必要な保全対策 | 工事にあたっては事前の生物調査を綿密にする。 |
特記事項 | 一般的には石灰岩地に比較的多いが、府内では石灰岩地は少ない。土地造成などによって、簡単に消滅する。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 西沢信一、光田重幸