種子植物
種子植物 キク科
種子植物 キク科
ヒメアザミ(ヒメヤマアザミ)
Cirsium buergeri Miq.
京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
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2002年版 | 絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
選定理由 | 山地にはえる多年草で大原大見(永井かな1981)でも採集されているが、近年ここでは見られなくなった。 |
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形態 | 茎は高さ1~2mで、短毛がある。葉は長さ15~25cm、上面に白斑があり、基部は常に茎を抱く。頭花は8~10月、多数やや穂状に付く。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ(平凡社)217、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ(保育社)38 |
分布 | 本州(近畿以西)、四国、九州。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域、南丹地域、京都市域(現状不明)、乙訓地区、山城地域(現状不明)。 |
生存に対する脅威 | 草地開発、道路工事、遷移進行。 |
必要な保全対策 | 草地を自然のままにせず、管理する。 |
特記事項 | かつてはそれほど珍しい植物ではなかったが、近年草地の減少とともにだんだん姿を見なくなった。日本の草地は草刈りや火入れなどによって人工的に保たれていたのである。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 高木俊夫、赤松富子