種子植物種子植物 キク科
タイミンガサ
Parasenecio peltifolius (Makino) H. Koyama, Cacalia peltifolia Makino
| 京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅危惧種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 準絶滅危惧種 |
| 選定理由 | 雪の深い深山の木陰や谷沿いにはえる多年草で、府内の産地や個体数がきわめて少ない。 |
|---|---|
| 形態 | 茎は直立して1.5ｍ内外。葉は楯状円形で長い柄があり、葉質薄く、掌状に中裂して裂片9～14個。9～10月分枝した先に多数の小頭花を付ける。花冠は5裂し、白色。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ（平凡社）180、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ（保育社）49、f. 14: 1 |
| 分布 | 本州（中部以西）。日本海側型分布をする。 ◎府内の分布記録区域 中丹地域、南丹地域、京都市域。 |
| 生存に対する脅威 | 森林伐採、シカの食害。 |
| 必要な保全対策 | 自然度の高い森林の伐採を禁止、シカ除けの防護柵の設置。 |
| 特記事項 | 日本固有の、古くからの遺存種であると思われる。 |
| その他 | 日本固有種 |
執筆者 高木俊夫、光田重幸
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