種子植物
種子植物 オオバコ科
種子植物 オオバコ科
スズメノハコベ(スズメハコベ)
Microcarpaea minima (J. Konig ex Retz.) Merr.
京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
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2002年版 | 絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類(VU) |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種A |
選定理由 | 水湿地や水田にはえる一年草で、生育地が限られている。 |
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形態 | 茎は細長くて泥上を這い、多く分枝して長さ5~10cm。葉は2~5mmと小さく、楕円形、対生する。7~10月に、枝の上部の葉腋に小さな花を一個ずつ付ける。花は淡紅色長さ2mm。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ(平凡社)103、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ(保育社)149、f. 49: 4 |
分布 | 本州(福島県以西)、四国、九州、沖縄県、朝鮮半島、台湾、中国大陸、東南アジア、インド、オーストラリア。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域、中丹地域(少ない)。 |
生存に対する脅威 | 除草剤の使用、土地開発、水質汚染。 |
必要な保全対策 | 稀少種であることの周知。 |
執筆者 高木俊夫、光田重幸