種子植物種子植物 バラ科
バライチゴ
Rubus illecebrosus Focke
| 京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅危惧種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
| 選定理由 | 府内では中部地域や北部地域の山地に自生するが、個体数が少ない。 |
|---|---|
| 形態 | 落葉小低木。葉は3～7の羽状複葉で、小葉は披針形で鋭尖頭、長さ3～8cm、縁に鋭い重鋸歯があり、羽軸には鋭い鈎刺がある。花は、白色。果実は赤く熟する。 ◎参照 日本の野生植物 木本Ⅰ（平凡社）212、原色日本植物図鑑 木本編Ⅱ（保育社）67 |
| 分布 | 本州（関東以西）、四国、九州。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域、中丹地域、南丹地域。 |
| 生存に対する脅威 | 自然度の高い落葉樹林の伐採。 |
| 必要な保全対策 | 森林開発や伐採時には、事前に生物調査を詳細に行なう必要がある。 |
| 特記事項 | 日本の温帯落葉樹林にだけ残っている貴重な遺存種である。 |
| その他 | 日本固有種 |
執筆者 西沢信一、光田重幸
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