種子植物種子植物 バラ科
シモツケソウ
Filipendula multijuga Maxim.
| 京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅危惧種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 準絶滅危惧種 |
| 選定理由 | 山地に自生するが、生育地、個体数ともに多くない。 |
|---|---|
| 形態 | 多年草で茎は1mぐらいになる。葉は長柄があり奇数羽状複葉。頂小葉は大きく円形で掌状に5～7に中裂する。托葉は膜質で円形、花序は無毛で花は紅色。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅱ（平凡社）175、原色日本植物図鑑 草本編Ⅱ（保育社）123、f. 64; 3 |
| 分布 | 本州（関東以西）、四国、九州。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域、中丹地域、南丹地域。 |
| 生存に対する脅威 | 森林伐採、林道の開設や拡幅。 |
| 必要な保全対策 | 自然度の高い林の伐採や谷間の林道開設には注意が必要である。 |
| 特記事項 | タンゴイワガサ（ミツバイワガサ）やシモツケ（ヒロハシモツケ）もしばしばシモツケと総称されるが、これらは別属の樹木であるから、注意が必要。 |
| その他 | 日本固有種 |
執筆者 西沢信一、光田重幸
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