種子植物
種子植物 ウマノスズクサ科
種子植物 ウマノスズクサ科
ヒメカンアオイ(ヒガシヤマカンアオイ)
Asarum fauriei Franch. var. takaoi (F. Maek.) T. Sugaw., Asarum takaoi F. Maek., Heterotropa takaoi (F. Maek.) F. Maek.
京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
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2002年版 | 絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
選定理由 | 南部地域で見出されているが、個体数は少ない。丹後地域でも類似のものが確認されている。 |
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形態 | 常緑の多年草で、葉は腎円形か広卵形で長さ5~8cm。幅4~7cm。鈍頭。基部は心形。花は3月頃、淡紫褐色で径1.5cm。筒形で上端にくびれがない。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅱ(平凡社)109、原色日本植物図鑑 草本編Ⅱ(保育社)324 |
分布 | 本州(中部以西)、四国。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域(サンインカンアオイなどの誤認?)、京都市域南部、山城地域。 |
生存に対する脅威 | 栽培用の採集、森林の伐採。 |
必要な保全対策 | 稀少種であることの周知。 |
特記事項 | 葉が小さく上品なので、古くから鉢植や庭で栽培される。園芸でヒガシヤマカンアオイとよばれているのは、本種の京都市域個体群由来と思われる。 |
その他 | 日本固有変種 |
執筆者 西沢信一、山本義則