種子植物
種子植物 イラクサ科
種子植物 イラクサ科
ミヤコミズ
Pilea kiotensis Ohwi
京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
---|---|
2002年版 | 絶滅危惧種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 準絶滅危惧種 |
選定理由 | 産地が一部に限定されている。個体数も少ない。 |
---|---|
形態 | 自然度の高い林や林緑の谷沿いなどにはえる一年草。茎は高さ20~30cm。ヤマミズと似るが葉は細く狭卵形から長楕円形で鋸歯もヤマミズより多く7~13。雌花序の柄に乳頭状の短毛がある点で区別できる。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅱ(平凡社)5、原色日本植物図鑑 草本編Ⅱ(保育社)334、f. 150: 6 |
分布 | 本州(愛知県以西)、四国東部、九州。 ◎府内の分布記録区域 中丹地域(詳細不明)、南丹地域(現状不明)、山城地域。 |
生存に対する脅威 | 森林伐採、シカの食害(調査不充分)。 |
必要な保全対策 | 空中湿度が必要な種類で、森林伐採を防ぐのが最善である。 |
特記事項 | 本種のタイプ産地は、山城地域の鷲峰山である。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 西沢信一、光田重幸