種子植物
種子植物 ラン科
種子植物 ラン科
ヤマトキソウ
Pogonia minor (Makino) Makino
京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 |
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2002年版 | 絶滅寸前種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種C |
選定理由 | 産地や個体数がきわめて少ない。生育環境も悪化している。 |
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形態 | 日当たりのよい山の草地や湿地の周辺にはえる多年草。高さ10~25cm。葉は1枚、狭長楕円形で長さ3~7cm。花は先端に1個、淡紅色で長さ12mm、ほとんど開かない。トキソウにくらべて花は上向き、淡紅色、唇弁は側花弁と同じ長さ。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅰ(平凡社)205、原色日本植物図鑑 草本編Ⅲ(保育社)26 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州、台湾、中国大陸。 ◎府内の分布記録区域 ほぼ全地域に分布していたと見られるが、現在確認されているのは山城地域の山間部などごく一部にとどまる。 |
生存に対する脅威 | 草地の開発、遷移の進行。 |
必要な保全対策 | 草刈りによる草地の維持と管理。 |
執筆者 村田源、光田重幸