種子植物
種子植物 ラン科
種子植物 ラン科
ヒメフタバラン
Neottia japonica (Blume) Szlach., Listera japonica Blume
京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 |
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2002年版 | 絶滅寸前種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種C |
選定理由 | 産地や個体数がきわめて少ない。 |
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形態 | 腐植の多い林床にはえる多年草。高さ5~20cm。葉はハート形で2枚、対生。花は小さく、2~6個まばらに着き、唇弁は緑紫色で長さ6~7mm、2深裂する。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅰ(平凡社)209、原色日本植物図鑑 草本編Ⅲ(保育社)37、f. 27-5 |
分布 | 本州、四国、九州、沖縄県。 ◎府内の分布記録区域 京都市域。 |
生存に対する脅威 | 森林の伐採と踏みつけ、マニアによる園芸採集。 |
必要な保全対策 | 自然度の高い落葉樹林を保護する。詳細な場所は公開しない。 |
特記事項 | 竹内敬著『京都府草木誌』(1962年)114頁にListera shikokianaとして出ているのは本種と同種と考えられる。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 村田源、光田重幸