種子植物
種子植物 キク科
種子植物 キク科
ミヤコアザミ
Saussurea maximowiczii Herder
京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 |
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2002年版 | 絶滅寸前種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種A |
選定理由 | 産地や個体数がきわめて少ない。 |
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形態 | 湿原の周辺の草地に見られることが多い多年草。茎の高さ50~150cm、根生葉は花期にも生きている。花は8~10月、紅紫色で頭花は径1cm、総苞片は重なり合っている。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ(平凡社)223、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ(保育社)25、f. 8: 7 |
分布 | 本州(福島県以南)、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸東北部、アムール。 ◎府内の分布記録区域 中丹地域、南丹地域。いずれも現状不明である。 |
生存に対する脅威 | 土地造成、草地開発、道路工事。 |
必要な保全対策 | 知らないままに開発される可能性が高い。草地の開発には、その地域の生物調査が必要である |
特記事項 | アザミの名が付いているが、トウヒレンの仲間である。 |
執筆者 高木俊夫、光田重幸