種子植物
種子植物 アカネ科
種子植物 アカネ科
エゾノヨツバムグラ
Galium kamtschaticum Steller ex Roem. et Schult.
京都府カテゴリー | 絶滅種 |
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2002年版 | 絶滅種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
選定理由 | 産地が極限されて、中丹地域で城下万吉氏採集の標本(1910、No.787)があるだけで、ほかに見つけた人がない。 |
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形態 | 全体に小さい植物で、茎の高さ10~20cm。葉は長さ8~20mmで倒卵形。オオバノヨツバムグラに比し、葉は倒卵形で全体が小さい。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ(平凡社)55、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ(保育社)112 |
分布 | 本州、四国、九州、北海道、千島、朝鮮半島、ウスリー、カムチャツカ。 ◎特記事項、府内の分布記録区域 中丹地域(福知山市大江町)。日本の多くの図鑑類や植物誌の中には、エゾノヨツバムグラは本州中部以北に分布すると書かれているが、奈良県、兵庫県、岡山県、山口県、四国の一部にも、これと同じ形のものが現に遺存していると考えられる(村田、津軽 1999)ので再検を要する。京都植物24巻6号15頁に城下万吉氏によって採集された標本の写真が出ている。 |
執筆者 高木俊夫、光田重幸