外来起源の可能性もあるが、府内の社寺林などで見られるところがある。雑種という見解が定着しているけれども、胞子で増えることも考えられ、収録することにした。

本州（房総半島以西、ただし日本海側を除く）、四国、九州、沖縄、台湾、中国大陸南部。

◎府内の分布記録区域　京都市域、乙訓地区（詳細不明）。

乙訓地区のものはイシカグマの近くにあり、クジャクフモトシダとフモトシダの中間型をしている。クジャクフモトシダとイシカグマの中間型はフモトカグマと呼ばれており、乙訓地区のものについては、さらに研究が必要である。