シダ植物ウラボシ科
イワオモダカ
Pyrrosia hastata (Houtt.) Ching, Pyrrosia tricuspis (Sw.) Tagawa
| 京都府カテゴリー | 絶滅種 |
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種A |
| 選定理由 | 府内では1957年に府中部地域で採られて以後記録がない。その標本は竹内採で京都府立植物園にある。現在まで府内に自生しているのを見た人はいない。 |
|---|---|
| 形態 | 根茎は短く這い、葉は接近して付く。葉面はホコ型から鳥足状に五裂する。全体に圧着した星状毛があるが、特に葉の裏面には密生する。樹幹や岸壁に着生する。 ◎参照 日本の野生植物 シダ（平凡社）263、原色日本羊歯植物図鑑（保育社）161 & 252 |
| 分布 | 九州以北の日本、朝鮮半島、中国大陸。 ◎特記事項、府内の分布記録区域 『京都府草木誌』には比叡、三岳が産地として挙げられている。また、長老ヶ岳（府中部地域）の標本（竹内敬s.n.1957年6月15日）が京都府立植物園に残されており、これが最も近年のものである。 |
執筆者 光田重幸
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