シダ植物チャセンシダ科
オクタマシダ
Asplenium pseudo-wilfordii Tagawa
| 京都府カテゴリー | 絶滅種 |
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類（VU） |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種C |
| 選定理由 | 府内では1950年に亀岡市で採られて以後記録がない。 |
|---|---|
| 形態 | アオガネシダに似ているが、羽片の切れ込みが浅く、葉は細くて両側が並行になる。トキワシダにくらべて、全体やや大型、羽片の切れ込みが深く、葉軸上に無性芽を生じない。 ◎参照 日本の野生植物 シダ（平凡社）147、原色日本羊歯植物図鑑（保育社）151 & 178 |
| 分布 | 本州（暖地）、四国、九州、中国大陸。 ◎特記事項、府内の分布記録区域 亀岡市穴太（竹内敬s.n., 1950年8月5日）の標本が京都府立植物園に残されている。 |
| 生態的特性 | 湿度の高い森林域にはえるもので、全国的に減少が著しい。 |
執筆者 光田重幸
.gif)