は虫類
トカゲ目 ナミヘビ科
トカゲ目 ナミヘビ科
ヤマカガシ
Rhabdophis tigrinus (Boie, 1826)
京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 |
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2002年版 | 要注目種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
選定理由 | 従来は普通に見られたが、主な生息環境である水田の減少等により低地では激減している。 |
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形態 | 全長70~150cm。褐色の地に黒斑が並び、黄色や赤色が混じる。口内と頸に毒腺がある。 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州。 ◎府内の分布区域 ほぼ全域。 |
生態的特性 | カエルを主食とする。平地から山地まで広く生息し、水田近辺に多い。 |
現状・脅威・保全 | 水田の減少や圃場整備により、餌のカエルが減少し、適切な微環境が消失。生息数の定量的評価はできていないが、個体数は明らかに減少している。湿地や水田環境などの生息域の保全が重要である。 |
改訂の理由 | 耕作の減少による水田環境の悪化に伴って餌となるカエル類など小動物の減少が続いており、また、生活に適切な微環境が消失して、各地で目撃数が少なくなり、特に低地では激減しているため。 |
その他 | 日本固有種 |
文献 森(2002)、Takeuchi et al.(2012、2014)
執筆者 森哲、松井正文