は虫類
カメ目 スッポン科
カメ目 スッポン科
ニホンスッポン ※スッポンからの和名変更
Pelodiscus sinensis (Wiegmann, 1835)
京都府カテゴリー | 要注目種 |
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2002年版 | 要注目種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | 情報不足(DD) |
選定理由 | 環境省レッドリスト2012年版に掲載。かつては普通に見られた。環境変化により近年著しく減少していると思われるが、情報不足。 |
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形態 | 全長200~350mm。背甲に角質鱗板がなく、水かきが発達。吻が突出。頸が伸びる。 |
分布 | 本州、四国、九州。アジア東部、ロシア沿海州~ベトナム。 ◎府内の分布区域 丹後~山城地域。 |
生態的特性 | 用水路や河川の中、下流域に生息。4~5月に交尾し、5~8月に砂地に産卵する。 |
現状・脅威 | 護岸工事により産卵場所が減少し、水質の汚濁などにより生息環境が悪化している。輸入された中国集団は別種の可能性もあるが、放逐されて交雑も引き起こしている。 |
必要な保全対策 | 産卵場所の岸の砂浜を含む生息環境の現状維持が重要である。 |
文献 比婆科学教育振興会(1996)、太田、佐藤(1997)、疋田(2002)、Suzuki and Hikida(2014)
執筆者 疋田努、松井正文