選定理由 | 京都府内では過去および現在ともに情報不足だが、全国的に絶滅が危惧されている種であるため、注目に値する。 |
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形態 | 雌雄同株。体長25cm程度まで。雌器と雄器は決して同じ節に付かず、輪生枝の別々の節に付く。輪生枝の最下部と上端1~3節を除き、藻体は3列性の皮層で覆われる。托葉冠は輪生枝の2倍数が2段に並び、裸節の2~3倍の長さに達する。各小枝は12~14節よりなる。 |
分布 | 主に南北アメリカに分布し、日本では群馬を北限として四国、九州まで生育する。 ◎府内の分布区域 宇治市、久世郡久御山町の巨椋池で、過去に記録がある。 |
生態的特性 | ため池および湖沼の水深1~2m以下の所に生育する。 |
生育地の現状 | 木幡池(現在残っている旧巨椋池の一部)の調査、およびその他の地点での調査では確認されなかった。 |
生存に対する脅威 | 水質悪化、管理放棄、護岸整備。 |
必要な保全対策 | 府全域をカバーする生育分布調査による現状把握が必要である。 |