両生類
カエル目 アオガエル科
カエル目 アオガエル科
カジカガエル
Bueerrgia buergeri (Temminke et Schlegel, 1838)
京都府カテゴリー | 要注目種 |
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2002年版 | 要注目種 2002年版を参照する |
環境省カテゴリー | なし |
選定理由 | 生息環境が限定され、環境変化に弱い。環境指標性が高い。今後の変異分析が必要である。 |
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形態 | オス42mm、メス64mm程度。背面は灰褐色で顆粒がある。指端に吸盤がある。幼生の口器は大きく吸盤状。 |
分布 | 本州、四国、九州に分布。 ◎府内の分布区域 丹後~山城地域。山城地域の一部では人為導入。 |
生態的特性 | 河川の上流部に生息し、オスは美しい声で鳴く。5~7月に河川の浮き石の下に産卵し、幼生は流水中で生活する。 |
現状・脅威・保全 | 京都市鷹峯では1980年頃から個体数が激減、京都市八瀬でも近年の河川改修によって激減した。井手町の玉川では絶滅したという。森林伐採、ダムや堰堤の建設による流路の寸断、河川改修による浮き石の減少、水質の悪化が進んでいる。 |
その他 | 日本固有種 |
執筆者 田辺真吾