ここから本文です。
京都府宮津市沿岸で採取されたサツマアサリ(採取日:2023年3月11日、殻長41.4mm)
令和5年3月中旬、宮津市内の漁業者が、水深20m以浅でなまこけた網をひいていたところ、漁獲物に混じって「珍しい貝殻がとれた」と連絡がありました。
殻をいただいて調べたところ、日本海側で見つかることは珍しい”サツマアサリ”だと分かりました。サツマアサリは「薩摩」の名前がついているように、暖かい海に生息する種で、アサリの殻から殻と同じ成分でできたフリフリのフリルが伸びたような見た目をしています。
海水だけでなく、海底も暖かくなっているのかもしれません。
お問い合わせ