ホーム >> 感染症情報(週報)
令和3年第47週の報告です。 感染性胃腸炎は定点あたり3.29件とわずかに減少しました。手足口病も定点当たり1.89件と減少しましたが、手足口病は京都市南区、伏見区と乙訓、中丹西で警報レベルとなっています。全数報告対象の感染症は、結核が5件、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症と侵襲性肺炎球菌感染症がそれぞれ1件、梅毒が3件報告されました。また、基幹定点の報告はありません。眼科定点の報告は流行性角結膜炎が1件報告されました。 感染性胃腸炎とは、細菌やウイルスなどの多様な種類の病原体によって引き起こされ、下痢、嘔吐,腹痛、発熱などを主症状とする感染症です。ウイルス感染による胃腸炎がもっとも多く、毎年秋から冬にかけて流行します。
種類 | 原因病原体 | 備考 |
---|---|---|
ウイルス | ノロウイルス、ロタウイルス、エンテロウイルス、アデノウイルスなど | ノロウイルスは食中毒が多い |
細菌 | カンピロバクタ、サルモネラ、病原性大腸菌(O-157等) | おもに食中毒 |
寄生虫(まれ) | クリプトスポリジウム、赤痢アメーバ、ランブル鞭毛虫など | 海外渡航、汚染された水・食品 |
新型コロナウイルス感染症の京都府内での発生状況については こちらをご覧ください。
分 類 | 報 告 |
---|---|
1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核 が 5件報告されました |
3類感染症 | 報告がありません |
4類感染症 | 報告がありません |
5類感染症 | カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症 と 侵襲性肺炎球菌感染症 が それぞれ1件、 梅毒 が 3件報告されました |
■全数報告一覧へ |
■基幹定点
報告がありません
■眼科定点
流行性角結膜炎 が 1件報告されました