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令和3年第43週の報告です。
手足口病は定点あたり2.46件とさらに増加しています。その他の感染症の報告数に大きな変化はありません。手足口病は京都市伏見区、南区と乙訓で警報レベルとなっています。全数報告対象の感染症は、結核が9件、後天性免疫不全症が1件、梅毒が2件報告されました。また、基幹定点の報告はありません。眼科定点で流行性角結膜炎が3件報告されました。
手足口病は本来の流行期ではありませんが、流行が見られています。明らかな原因は不明ですが、通年にわたって感染予防が重要となっています。トイレ後の手洗いや外出後のうがいを行い、汚染された食物の摂取を避けるようにしてください。手洗いを流水と石けんでしっかりするほか、おもちゃやタオルの共用は避けましょう。高熱や体調不良が続く場合には、すぐに医療機関を受診してください。
これからの季節は、RSウイルス感染症、マイコプラズマ肺炎、インフルエンザなどの流行が懸念されます。手洗い、うがい、マスク等の予防策をしっかりしましょう。
新型コロナウイルス感染症の京都府内での発生状況については こちらをご覧ください。
分 類 | 報 告 |
---|---|
1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核 が 9件報告されました |
3類感染症 | 報告がありません |
4類感染症 | 報告がありません |
5類感染症 | 後天性免疫不全症候群 が 1件、梅毒 が 2件報告されました |
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■基幹定点
報告がありません
■眼科定点
流行性角結膜炎 が 3件報告されました