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令和元年第50週の報告です。
感染性胃腸炎が定点あたり4.66件、インフルエンザは定点あたり12.34件と急増しています。その他の感染症の報告数に大きな変化はありません。インフルエンザは京都市左京区で35.00件と警報レベルとなっています。その他丹後、中丹西、中丹東、南丹、京都市右京区、上京区、中京区、西京区、南区で注意報レベルとなっています。中丹西でのA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告が定点あたり5.00件と警報レベルとなっています。水痘が南丹で3.00件、京都市左京区で4.00件、右京区で1.20件、南区で2.33件と警報レベル、上京区で1.33件と注意報レベルとなっています。全数報告対象の感染症は、結核が9件、腸管出血性大腸菌感染症が 1件、A型肝炎が1件 、レジオネラ症が2件、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症と梅毒が それぞれ2件 、侵襲性肺炎球菌感染症が1件、百日咳が1件報告されました。基幹定点からマイコプラズマ肺炎が5件、眼科定点から流行性角結膜炎が3件報告されました。
京都府でのインフルエンザの定点あたりの報告数が12.34件となり注意報レベルとなりました。北部地域から京都市内にかけての地域で多く報告されています。今年は例年にくらべ流行入り、注意報レベルとなるのも早く、今後も感染の拡大が予想されます。外出時はマスクを着用し、外出後は手洗いを励行してください。特に咳など症状のある方はマスク着用などの「咳エチケット」をお願いします。十分な栄養と休息、適切な湿度を保ち感染予防に努めてください。
分 類 | 報 告 |
---|---|
1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核 が 9件 報告されました |
3類感染症 | 腸管出血性大腸菌感染症 が 1件 報告されました |
4類感染症 | A型肝炎 が 1件 、 レジオネラ症 が 2件 報告されました |
5類感染症 |
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症 と 梅毒 が それぞれ2件 、 侵襲性肺炎球菌感染症 と 百日咳 が それぞれ1件 報告されました |
■全数報告一覧へ |
■基幹定点
マイコプラズマ肺炎 が 5件 報告されました
■眼科定点
流行性角結膜炎 が 3件 報告されました