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令和元年第47週の報告です。
感染性胃腸炎が定点あたり2.86件、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が1.79件と増加しています。インフルエンザは定点あたり1.64件と増加しています。その他の感染症の報告数に大きな変化はありません。中丹西でのA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告は定点あたり4.67件と低下しましたが依然警報レベルとなっています。また、中丹東、乙訓、京都市左京区で水痘が警報レベル、京都市伏見区で注意報レベルとなっています。京都市南区での伝染性紅斑は定点あたり1.67件と今週も警報レベルとなっています。全数報告対象の感染症は、結核が9件、レジオネラ症が2件、アメーバ赤痢・急性弛緩性麻痺・後天性免疫不全症候群と梅毒が それぞれ1件 、百日咳が 6件報告されました。基幹定点の報告として、マイコプラズマ肺炎が6件報告されました。また眼科定点の報告として流行性角結膜炎が 3件報告されました。
京都府内の定点あたりのインフルエンザ報告数が1.64件となり流行期に入りました。地域別では中丹西の9.60件を筆頭に、中丹東、南丹、乙訓、山城北、山城南で流行レベル(基準:1.00件)を超えています。京都市内でも中京区、東山区、山科区、南区、右京区で流行レベルを超えました。第47週での流行期入りは例年より数週間から1か月ほど早くなっています。すでに京都市を除く府内での学級閉鎖等は累計11校となっています。今後ますますの流行が危惧されます。
インフルエンザは飛沫、接触感染で伝播します。飛沫感染対策としての咳エチケット(咳をしている人がマスクをすることが大切です。)、接触感染対策としての手洗い等を徹底してください。
分 類 | 報 告 |
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1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核 が 9件 報告されました |
3類感染症 | 報告がありません |
4類感染症 | レジオネラ症 が 2件 報告されました |
5類感染症 |
アメーバ赤痢 ・ 急性弛緩性麻痺 ・ 後天性免疫不全症候群 と 梅毒 が それぞれ1件 、 百日咳 が 6件 報告されました |
■全数報告一覧へ |
■基幹定点
マイコプラズマ肺炎 が 6件 報告されました
■眼科定点
流行性角結膜炎 が 3件 報告されました