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令和元年第29週の報告です。
手足口病は先週よりさらに減少し定点あたり6.66件と報告されましたが、府全体としては依然、警報レベルにあります。地域ごとに見ると、丹後、京都市北区、下京区以外のすべての地域で警報レベルとなっています。伝染性紅斑は引き続き乙訓、京都市左京区、上京区、南区、伏見区で警報レベルとなっています。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が中丹西で引き続き警報レベルとなっています。京都市右京区では水痘が警報レベルとなっています。全数報告対象の感染症は、結核が7件、腸管出血性大腸菌感染症が6件、E型肝炎が1件、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症・劇症型溶血性レンサ球菌感染症とバンコマイシン耐性腸球菌感染症がそれぞれ1件、百日咳が2件報告されました。また、基幹定点から無菌性髄膜炎が4件、マイコプラズマ肺炎が1件、眼科定点から流行性角結膜炎が1件報告されました。
7月23日京都府全地域において食中毒注意報が発令されました。高温多湿の気候が続いており食中毒が発生しやすい環境となっています。食中毒の原因となる菌を増加させないよう、手洗い、低温管理、消毒、加熱調理を心がけてください。特に大腸菌は少量の菌で食中毒の原因となりますので十分注意してください。
分 類 | 報 告 |
---|---|
1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核 が 7件 報告されました |
3類感染症 | 腸管出血性大腸菌感染症 が 6件 報告されました |
4類感染症 | E型肝炎 が 1件 報告されました |
5類感染症 |
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症 ・ 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 と バンコマイシン耐性腸球菌感染症が それぞれ1件 、 百日咳 が 2件 報告されました |
■全数報告一覧へ |
■基幹定点
無菌性髄膜炎 が 4件 、 マイコプラズマ肺炎 が
1件 報告されました
■眼科定点
流行性角結膜炎 が 1件 報告されました