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平成31年第11週の報告です。
感染性胃腸炎が定点あたり4.92件、その他の感染症も大きな変化はありません。伝染性紅斑が乙訓で定点あたり3.00件、京都市右京区で定点あたり2.00件と警報レベルとなっています。全数報告対象の感染症は、結核が5件、アメーバ赤痢・侵襲性髄膜炎菌感染症と侵襲性肺炎球菌感染症がそれぞれ1件、百日咳と梅毒がそれぞれ2件報告されました。また、基幹定点の報告としてマイコプラズマ肺炎が4件、ロタウイルスによる感染性胃腸炎が4件報告されました。
今週も含め毎週のように梅毒の報告が続いています。女性、および男性同性間の梅毒では無症候性梅毒の割合が高く早期発見、早期治療が重要であるといえます。また妊娠中の感染は子供にも重篤な障害がでることがあります。梅毒は早期には軽い皮膚症状のみで消長することもあるので、検査により感染の有無を確認することが必要です。
分 類 | 報 告 |
---|---|
1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核 が 5件 報告されました |
3類感染症 | 報告がありません |
4類感染症 | 報告がありません |
5類感染症 |
アメーバ赤痢 ・ 侵襲性髄膜炎菌感染症 と 侵襲性肺炎球菌感染症が それぞれ1件、 百日咳 と 梅毒 が それぞれ2件 報告されました |
■全数報告一覧へ |
■基幹定点
マイコプラズマ肺炎 と 感染性胃腸炎
(ロタウイルス) が それぞれ4件 報告されました
■眼科定点
報告がありません