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感染性胃腸炎の京都府全体での定点当たり報告数は5.04件となっています。その他の感染症は先週から著変ありません。京都市左京区で感染性胃腸炎が定点あたり21.00件と先週に続き警報レベルとなっています。また、乙訓と左京区では水痘が注意報レベルとなっています。
全数報告対象の感染症は、結核が12件、カルバペネム耐性腸内細菌感染症と風しんが それぞれ1件、侵襲性肺炎球菌感染症が2件、梅毒と百日咳が それぞれ3件報告されました。また、基幹定点の報告として、マイコプラズマ肺炎が1件、流行性角結膜炎が7件報告されました。
今年流行拡大をみせている風しんの患者数が全国で2032人となり2012-13年以来となりました。1週間当たりの新規患者数は139人と3週連続で減少していますが、大阪府や福岡県ではまだ増加しており注意が必要です。また梅毒の患者数も5955人で過去最多となっています。東京や大阪、愛知、神奈川など大都市を中心に感染が広がっています。疾患に対する正しい知識をもち、症状が出た際は速やかに医療機関を受診して感染拡大を防ぐようにしてください。
分 類 | 報 告 |
---|---|
1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核 が 12件 報告されました |
3類感染症 | 報告がありません |
4類感染症 | 報告がありません |
5類感染症 |
カルバペネム耐性腸内細菌感染症 と 風しん が それぞれ1件 、 侵襲性肺炎球菌感染症 が 2件、 梅毒 と 百日咳 が それぞれ3件 報告されました |
■全数報告一覧へ |
■基幹定点
マイコプラズマ肺炎 が 1件 報告されました
■眼科定点
流行性角結膜炎 が 7件 報告されました