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平成30年第37週の報告です。
感染性胃腸炎の京都府全体での定点当たり報告数は、3.25件、RSウイルス感染症は2.43件と上位をしめています。その他の感染症は先週までと比べて著変ありません。
全数報告対象の感染症は、結核が11件、腸管出血性大腸菌感染症が1件、デング熱が1件、レジオネラ症が2件、急性脳炎・後天性免疫不全症候群と侵襲性肺炎球菌感染症がそれぞれ1件、百日咳が4件報告されました。また、基幹定点の報告として、流行性角結膜炎が15件報告されました。
デング熱の報告がありました。デング熱は決して死亡率の高い疾患ではありませんが、まれにデング出血熱など重症化して死に至ることがあります。デング熱、ジカウイルス感染症、マラリア、チクングニア熱など、蚊媒介感染症への対策にご留意ください。具体的には、野外活動では長袖・長ズボンを着用し、素足でのサンダル履きは避け、虫除け剤を使用して蚊に刺されないようご対応下さい。気温が低下し蚊の活動性があがっていますので注意してください。
分 類 | 報 告 |
---|---|
1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核 が 11件 報告されました |
3類感染症 | 腸管出血性大腸菌感染症 が 1件 報告されました |
4類感染症 | デング熱 が 1件 、 レジオネラ症 が 2件 報告されました |
5類感染症 | 急性脳炎 ・ 後天性免疫不全症候群 と 侵襲性肺炎球菌感染症 が それぞれ1件 、百日咳 が 4件 報告されました |
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■基幹定点
報告がありません
■眼科定点
流行性角結膜炎 が 15件 報告されました