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平成30年度第7週の報告です。
インフルエンザの報告数はピークをこえ、定点あたり29.40件まで減少しました。先週までに引き続き、府内の全地域で警報レベルとなっており、山城北で37.18件、南丹で36.56件、中丹西で35.80件報告されています。京都市内でも北区以外の全地域で警報レベルとなっています。引き続き感染対策に努めてください。
感染性胃腸炎の京都府全体での定点当たり報告数は、3.45件とよこばいです。
全数報告対象の感染症は、結核が12件、侵襲性肺炎球菌感染症と梅毒がそれぞれ 2件 報告されました。
また、基幹定点から、マイコプラズマ肺炎が1件、ロタウイルスによる感染性胃腸炎が2件、眼科定点から、流行性角結膜炎が1件 報告されました。
今週報告のあった梅毒の報告数が増加傾向にあります。2017年第4四半期の届け出数は1418例で第3四半期(1621例)より減少しましたが、昨年同時期(1203例)よりも増加しています。京都府では第4四半期は18例と第3四半期(30例)よりもやや減少しています。年齢でみると、男性は20代から40代まで幅広いですが女性は20代前半に多いという結果でした。女性、および男性同性間の梅毒では無症候性梅毒の割合が高く早期発見、早期治療が重要であるといえます。また妊娠中の感染は子供にも重篤な障害がでることがあります。梅毒は早期には軽い皮膚症状のみで消長することもあるので、検査により感染の有無を確認することが必要です。
分 類 | 報 告 |
---|---|
1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核 が12件 報告されました |
3類感染症 | 報告がありません |
4類感染症 | 報告がありません |
5類感染症 | 侵襲性肺炎球菌感染症 と 梅毒 が それぞれ2件 報告されました |
■基幹定点
マイコプラズマ肺炎 が 1件、
感染性胃腸炎(ロタウイルス) が 2件 報告されました
■眼科定点
流行性角結膜炎 が 1件 報告されました