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平成30年度第1週の報告です。
インフルエンザの報告数は府全体では定点あたり13.82件とやや低下しました。しかし山城南で定点あたり51.20件と大きく増加したことをはじめ、中丹西で24.20件、南丹で20.67件と増加しています。そのほか乙訓で11.71件、山城北で24.06件、丹後で14.67件と注意報レベルとなっています。京都市内でも南区、東山区、上京区で注意報レベルとなっています。感染性胃腸炎は定点あたり2.17件とやや減少しました。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、RSウイルス感染症、流行性耳下腺炎、ヘルパンギーナの発生数は大きく変化はありません。
全数報告対象の感染症は、結核が3件、侵襲性髄膜炎菌感染症 と 侵襲性肺炎菌感染症 が それぞれ 1件 報告されました。また、基幹定点からマイコプラズマ肺炎が2件、眼科定点から流行性角結膜炎が2件報告されました。
年があけてややインフルエンザの報告数が減っていますが、地域によっては警報レベルが持続し増加しているところもありますので引き続き感染予防につとめてください。またマイコプラズマ肺炎やRSウイルス感染症など他の呼吸器疾患も増加する季節ですので、咳エチケットとともに、体調不良を自覚した際は医療機関を受診するようにしてください。
分 類 | 報 告 |
---|---|
1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核 が 3件 報告されました |
3類感染症 | 報告がありません |
4類感染症 | 報告がありません |
5類感染症 | 侵襲性髄膜炎菌感染症 と 侵襲性肺炎菌感染症 が それぞれ 1件 報告されました |
■基幹定点
マイコプラズマ肺炎 が 2件 報告されました
■眼科定点
流行性角結膜炎 が 2件 報告されました