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平成29年度第52週の報告です。
インフルエンザの報告数が増加しています。山城南で定点あたり34.60件と警報レベルとなったことをはじめ、中丹西で19.80件、南丹で15.00件、乙訓で25.14件、山城北で26.29件と注意報レベルとなっています。京都市内でも西京区、南区、伏見区、東山区、山科区で注意報レベルとなっています。府下全体では定点当たり14.81件となっています。感染性胃腸炎は定点あたり6.14件とやや減少しました。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、RSウイルス感染症、流行性耳下腺炎、ヘルパンギーナの発生数は大きく変化はありません。
全数報告対象の感染症は、結核が10件、劇症型溶血性レンサ球菌感染症 が 1件 報告されました。また、基幹定点からマイコプラズマ肺炎が5件、眼科定点から流行性角結膜炎が 4件報告されました。
今週に入り府内でインフルエンザの流行がさらに拡大し、警報レベルとなっている地域がでてきています。今後さらなる拡大が予想されます。各自予防対策につとめてください。
外出後の手洗いの励行、体調の悪いときは人混みを避け、マスクを着用してください。症状のある人は、他人にうつさないよう咳エチケットを守ってください。室内では室温の調節とともに、加湿器などを用いて湿度を50-60%に保つようにしましょう。過労や睡眠不足を避け、十分な栄養をとって免疫力を保つようにしてください。
分 類 | 報 告 |
---|---|
1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核 が 10件 報告されました |
3類感染症 | 報告がありません |
4類感染症 | 報告がありません |
5類感染症 | 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 が 1件 報告されました |
■基幹定点
マイコプラズマ肺炎 が 5件 報告されました
■眼科定点
流行性角結膜炎 が 4件 報告されました