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第41週、RSウイルス感染症の報告は先週と同水準で推移しています。今後、同水準あるいは増加することが予想されます。引き続き、手洗いとうがいの徹底をお願いします。
咽頭結膜熱の報告が増加しています。京都市左京区で、警報レベルに達しています。咽頭結膜熱は、接触感染、飛沫感染で拡がります。患者は小学校低学年までの小児が多く、集団発生することもあります。感染力が強いので、予防のためタオルや食器は共有せず、手洗いをしっかり行ってください。
腸管出血性大腸菌の報告が3件あり、京都府では累計61件となりました。腸管出血性大腸菌は、汚染された水や食品(生肉、野菜など)などを介して経口感染します。また少量の菌で感染するため、患者や保菌者の便からの二次感染にも留意が必要です。例年5月頃から10月頃に患者数が増加しますので、ほぼ流行期の終わりの時期となっていますが、引き続きご注意ください。
分 類 | 報 告 |
---|---|
1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核が2件 報告されました |
3類感染症 | 腸管出血性大腸菌感染症が3件 報告されました |
4類感染症 | 報告がありません |
5類感染症 | 報告がありません |
■基幹定点
報告がありません
■眼科定点
流行性角結膜炎が4件 報告されました