ホーム >> 感染症情報(週報)
インフルエンザの定点あたりの報告数は、9.36件と、さらに減少しました。丹後、南丹保健所、京都市伏見区以外は、警報が解除されました。全国での直近5週間のインフルエンザウイルスの検出割合は、B型が一番多くなり、次いでAH1pdm09、AH3亜型の順になっています。オセルタミビル及びペラミビル耐性のAH1pdm09株の検出の報告は、さらに拡大し、16都道府県となっています。うがいや手洗い、外出時のマスク、咳エチケットを引き続き心がけてください。
感染性胃腸炎の報告は横ばいで推移しています。依然ノロウイルスによる集団感染の報告が続いています。手洗いを徹底してください。
昨年の第51週から第6週までで終息した麻しんの報告ですが、先週1件、今週1件と新たな報告がありました。全国的に麻しんの報告が増加しています。今週時点で、全国で231件と昨年の2.7倍になっています。海外渡航者の感染およびその感染拡大が報告されており、また感染者の多くは、ワクチン未接種者および1回接種者となっています。麻しんの検査診断のアルゴリズムが改訂されていますので、ご確認ください。
2006年度以降、麻しん・風しん混合ワクチンは、1歳児の第1期および小学校就学前1年間の第2期の2回定期接種となっています。小学校の入学準備に、2回目の麻しん・風しんワクチンの接種をしてください。第2期でまだ麻しんと風しんの予防接種をそれぞれ2回ずつ受けていないお子さまは、 かかりつけ医とよく相談し、2015年3月31日までに受けてください。
分 類 | 報 告 |
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1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核が6件報告されました |
3類感染症 | 腸管出血性大腸菌感染症が1件報告されました |
4類感染症 | 報告がありません |
5類感染症 | 麻しんが1件報告されました |
■基幹定点
マイコプラズマ肺炎と感染性胃腸炎(ロタウイルス)が各1件報告されました
■眼科定点
流行性角結膜炎が3件報告されました