ホーム >> 感染症情報(週報)
感染性胃腸炎の報告が増加しています。全国的には定点あたりの報告数が10件以上となっています。京都府においても定点あたりの報告数が6件と増加しています。全国的には集団感染の事例も見られます。手洗いの励行、および嘔吐物などの適切な処理に注意してください。
RSウイルス感染症の報告が先週とほぼ同水準で推移しています。乳幼児における重症化は要注意です。手洗いとうがいを徹底してください。
インフルエンザの報告が、全国的には今週2100人を超え、徐々に増加しています。本格的な流行の前に予防接種を受けるとともに、飛沫感染対策としての咳エチケット、外出後の手洗いなど、予防を心がけてください。
一般に夏に多い咽頭結膜熱ですが、今年は例年と異なり報告が増加しています。咽頭結膜熱はアデノウイルスによる感染症で接触感染、飛沫感染で拡がります。38度を超える高い熱で発症し、咽頭炎・結膜炎が生じて、喉の痛み、目の充血・眼脂・流涙・眼痛を訴えます。症状が出る期間は数日間ほどです。ウイルスに対する薬はありません。咽頭痛が強い場合、脱水に注意してください。また感染力が強いので、タオルや食器は共有せず、手洗いをしっかり行うようにしましょう。
分 類 | 報 告 |
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1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核が7件報告されました |
3類感染症 | 腸管出血性大腸菌感染症が1件報告されました |
4類感染症 | 報告がありません |
5類感染症 | 後天性免疫不全症候群が1件報告されました |
■基幹定点
マイコプラズマ肺炎が1件、感染性胃腸炎(ロタウイルス)が2件報告されました
■眼科定点
流行性角結膜炎が15件報告されました