ホーム >> 感染症情報(週報)
手足口病の報告のピークは過ぎ、全国、京都府ともに減少しています。ただ中丹東保健所管内、京都市右京区、上京区において、定点あたり3件以上の報告となっており、同地域では引き続き注意が必要です。手洗いを徹底して予防に努めてください。
RSウイルス感染症の報告が、先週より少し減少しているとはいうものの比較的多くみられています。乳幼児のRSウイルス感染では、細気管支炎や肺炎を合併し入院治療を要したり、呼吸器の症状がはっきりしないまま無呼吸をきたすことがあり、注意が必要です。気道分泌物の付着した物の扱いに注意し、手洗いとうがいを励行してください。
朝晩少し涼しくなってきて、季節の変わり目になっています。夏期には手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱が多く報告されましたが、これからは、感染性胃腸炎が増え、またインフルエンザやRSウイルス感染症の報告も増えます。インフルエンザ、RSウイルス感染症を含め、多くの感染症が飛沫感染や接触感染をします。手洗いと咳エチケットを心がけるようにしましょう。
分 類 | 報 告 |
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1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核が4件報告されました |
3類感染症 | 報告がありません |
4類感染症 | 報告がありません |
5類感染症 | 報告がありません |
■基幹定点
無菌性髄膜炎が1件報告されました
■眼科定点
流行性角結膜炎が9件報告されました