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風しん3件の報告があり、京都府での累計は305件になりました。京都府での報告は以前と比べかなり減少していますが、全国的には都市部を中心に今週105件の報告があり、注意が必要です。
手足口病の報告が引き続き多く見られます。京都府では今週定点あたりの報告が4.61件と先週よりやや減少しましたが、京都市内、南丹・中丹東保健所管内において警報開始基準値を超えています。手洗いを徹底し予防するとともに、水分摂取をこまめにして脱水を避けるようにすることが大切です。
アメーバ赤痢の報告が1件あり、京都府での累計は14件になりました。赤痢アメーバと呼ばれる原虫の感染に起因する疾患です。海外渡航者が感染することが多いと言われていましたが、近年国内感染による発症例が増加しています。性的接触や汚染された飲食物の摂取により感染します。潜伏期間は通常2〜4週間ですが、数日〜数年にわたることもあります。無症状で偶然発見される場合もありますが、腸管アメーバ症として下痢、粘血便をきたしたり、腸管外アメーバ症として肝膿瘍をきたします。治療にはメトロニダゾールなどが用いられます。アメーバ赤痢に対する予防接種(ワクチン)はなく、飲食物の加熱、手洗いの励行、適切な糞便処理が予防に有効とされています。
分 類 | 報 告 |
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1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核が8件報告されました |
3類感染症 | 腸管出血性大腸菌感染症が2件、パラチフスが1件報告されました |
4類感染症 | レジオネラ症が1件報告されました |
5類感染症 | アメーバ赤痢と梅毒が各1件、風しんが3件報告されました |
■基幹定点
報告がありません
■眼科定点
流行性角結膜炎が5件報告されました