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風しん10件の報告があり、京都府での累計は303件になりました。先週新たな先天性風しん症候群の報告があり、全国累計9例となっています。以前より減少しているとはいうものの、都市部を中心に報告が多く引き続き注意が必要です。
手足口病の報告が、大流行した2011年に迫る勢いで全国的に増加しています。京都府全体においても今週定点あたりの報告数が5.27件と警報開始基準値を超えました。手足口病は、コクサッキーA6型やエンテロウイルス71型などのウイルスによる感染症です。今週の報告では、4歳以下が87%、5〜9歳が12%を占めています。口の中や手・足に2−3mm大の小さい水泡が出現し、熱は出ても38度までのことが多いです。軽症で経過する場合がほとんどですが、 エンテロウイルス71型によるものでは稀に脳炎や髄膜炎を引き起こすこともあり、発疹初期の2〜3日は子どもをよく観察し、発熱・頭痛・嘔吐が続く場合にはすぐに医療機関を受診するようにしてください。手をしっかり洗って予防するとともに、水分摂取をこまめにして脱水を避けるようにすることが大切です。
また治ってからも便から長期間ウイルスが排出されるため、トイレやおむつ交換などの後は、手洗いを徹底する必要があります。
分 類 | 報 告 |
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1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核が6件報告されました |
3類感染症 | 腸管出血性大腸菌感染症が1件報告されました |
4類感染症 | レジオネラ症が1件報告されました |
5類感染症 | アメーバ赤痢が1件、風しんが10件報告されました |
■基幹定点
報告がありません
■眼科定点
流行性角結膜炎が7件報告されました