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風しん 21件の報告がありました。京都府では、これまでに累計で風しんは233件となっています。風しんの報告数は、全国では第25週(605件)、第26週(359件)と増加傾向にはありませんが、京都府では引き続き10〜20例/週程度の報告が続いています。
また腸管出血性大腸菌感染症の報告が3例 ありました。腸管出血性大腸菌は食中毒の原因の一つです。手洗いを励行し、食品の衛生に気をつけるようにしましょう。
ヘルパンギーナ、手足口病が増加傾向にあります。これらとともに夏に患者数が増加するウイルス感染症として、咽頭結膜熱があります。
それぞれ特徴的な症状があり、咽頭結膜熱ではのどの炎症により、手足口病では口の水疱(水ぶくれ)、ヘルパンギーナではのどの水疱により、喉や口の中の痛みが強くなり、食事が摂りにくくなります。原因となるウイルス自体に作用する薬は無く、症状に応じた治療を行います。ヘルパンギーナや咽頭結膜熱では高い熱も伴いますので、気温・湿度の高い時期には脱水にならないようにこまめに水分摂取をするように注意しましょう。
分 類 | 報 告 |
---|---|
1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核が7件報告されました |
3類感染症 | 腸管出血性大腸菌感染症が3件報告されました |
4類感染症 | 報告がありません |
5類感染症 | アメーバ赤痢が1件、風しんが21件報告されました |
■基幹定点
報告がありません
■眼科定点
流行性角結膜炎が7件報告されました