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風しん11件、麻しん1件の報告がありました。京都府では、これまでに累計で風しんは207件、麻しんは4件となっています。
風しんの報告数は、全国で第22週(849件)、第23週(648件)、第24週(671件)、第25週(504件)と増加傾向にはありませんが、多数例の報告が続いています。第25週までの累積では、東京都、大阪府、神奈川県、兵庫県、千葉県、埼玉県、鹿児島県、愛知県、福岡県、京都府の順に多く、累積件数では東京都が最多ですが、最近では大阪府からの報告が多く、東京都との差が以前より小さくなっています。
また京都府における麻しんの報告例は、累積で4件となりました。麻しんは風しんと同様に東京都を中心とした関東地方、大阪府を中心とした関西地方での報告が目立ちます。
夏に流行するウイルス感染症である咽頭結膜熱、手足口病、ヘルパンギーナのうちヘルパンギーナが増加傾向、また手足口病の報告件数が前週よりも増加しています。
咽頭結膜熱は前週よりも少なくなっていますが、夏の間は増減を繰り返しながらも報告件数の多い状況が続くと思われます。夏かぜの時には、暑い時期でもあり、こまめに水分摂取をするように注意しましょう。
分 類 | 報 告 |
---|---|
1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核が6件報告されました |
3類感染症 | 腸管出血性大腸菌感染症が3件報告されました |
4類感染症 | 報告がありません |
5類感染症 | 後天性免疫不全症候群と麻しんが各1件、風しんが11件報告されました |
■基幹定点
報告がありません
■眼科定点
流行性角結膜炎が7件報告されました