ホーム >> 感染症情報(週報)
インフルエンザの定点あたりの報告数は全国で22.58と第2週(12.07)の2倍近くに増加しました。京都府では、第3週13.89と第2週(5.94)の2倍を超える報告がありました。全国レベルでも京都府においても、注意報の基準である定点あたりの報告数10を超えています。
また福島県の他、関東、九州では警報レベル(定点あたりの報告数が30)を超える県も出てきています。予防、また感染が拡がらないように、充分休養をとるなど体調を整え、手洗い、咳エチケットを心がけましょう。
また、学校での休校や学年閉鎖、学級閉鎖の数も第2週から第3週にかけて急増しています。インフルエンザ罹患時の学校の出席停止期間の基準は学校保健安全法施行規則に規定されていますが、2012年4月に規定が変わりました。「解熱後2日経過するまで」から「発症後5日経過、かつ解熱後2日(保育園や幼稚園に通う園児の場合は解熱後3日)経過するまで」となっています。
抗インフルエンザ薬の投与により熱の出る期間が短くなりますが、解熱してもウイルスが排出され感染性は残っていることがあります。抗インフルエンザ薬の投与が一般的になる中、学校における感染拡大を予防するためには、解熱後の期間だけの規定では不十分と考えられるのです。(なお、これはあくまで基準ですので、あらゆる場合においてこの期間を出席停止とすべきということではありません。「病状により学校医その他の医師において感染の恐れがないと認めたときは、この限りではない」とされています。)
分 類 | 報 告 |
---|---|
1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核が1件報告されました |
3類感染症 | 報告がありません |
4類感染症 | 報告がありません |
5類感染症 | 報告がありません |
■基幹定点
報告がありません
■眼科定点
流行性角結膜炎が5件報告されました