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全国レベルでは感染性胃腸炎の報告の増加傾向が続いていますが、京都府では先週より報告数が低下しています(定点あたりの報告数は第48週が16.04、第49週が14.04)。今後も冬から春まで感染性胃腸炎の報告が多い状況は続きますので、しばらく注意が必要です。
RSウイルス感染症は、増減を繰り返しながらも徐々に報告数が減少傾向にあります。
全国におけるインフルエンザの報告数は、第43週以降徐々に増加しています。沖縄では夏期の流行が終息しないまま冬期の流行に移行していますが、報告数は増減を繰り返し第49週で2.81。一方、沖縄県以外では、佐賀県が第43週に最も早く流行入りの目安である定点あたりの報告数1.0を超え、45週以降増加を続け第49週には5.58となっています。
また第49週には群馬県、埼玉県、千葉県、山梨県、岐阜県、大分県で定点あたりの患者報告数が流行入りの目安である1.0以上になりました。今後全国的に患者が増加していくものと考えられます。
今期、これまでに報告されているインフルエンザの型は、AH3 型(A香港型)が優位で、次いでB型とAH1pdm09が並びます。
接種すれば絶対にインフルエンザにかからないということではありませんが、ワクチンの接種は、ある程度の発症予防や重症化の予防に有効です。ワクチンの効果が現れるまでには2週間ほど必要と言われていますので、本格的な流行の前にインフルエンザワクチン接種をご検討ください。
またインフルエンザは飛沫感染、接触感染で拡がると考えられていますから、こまめな手洗いや、咳などの症状があるときの咳エチケット(マスクなど)を心がけるようにしましょう。
分 類 | 報 告 |
---|---|
1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核が3件報告されました |
3類感染症 | 報告がありません |
4類感染症 | レジオネラ症が1件報告されました |
5類感染症 | 報告がありません |
■基幹定点
報告がありません
■眼科定点
流行性角結膜炎が11件報告されました