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第19週、インフルエンザの定点あたりの報告数は沖縄県で8.0と高いものの、全国レベルでは0.86、京都府で0.72と1.0を下回りました。今季の京都府での流行は終息したと考えられます。
今季(2011/2012シーズン)は、全国では昨年第49週(12/3〜12/9)に、京都府では第51週(12/17〜12/23)に初めて流行入りの目安である1.0を超えました。その後定点当たりの報告数は全国・京都府とも今年第3週(1/16〜1/22)に注意報レベルを、第4週(1/23〜1/29)に警報レベルを超え、患者さんが急速に増加、第5週(1/30〜2/5)にピークとなりました。ピーク時の報告数は、過去10年間で2004/2005年シーズンに次ぐ高値となっています。
また流行した型についてですが、2009/2010シーズンにはインフルエンザ(H1N1)2009が大流行し、昨季2010/2011シーズンは当初A香港型、その後インフルエンザ(H1N1)2009が主体となりましたが、今季はインフルエンザ(H1N1)2009はほとんど検出されず、流行の主体はA香港型になりました。また検出されるウイルスはシーズン後半にはB型が多くなりますが、B型についても多く検出されるウイルス株は毎年同じわけではありません。このように流行するウイルスの型はシーズン毎に異なるため、次季ワクチンに使用するウイルス株は、WHOの推奨株や抗体の保有状況などを考慮し国立感染症研究所が毎年検討し厚生労働省が決定しています。
分 類 | 報 告 |
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1類感染症 | 報告がありません |
2類感染症 | 結核が2件報告されました |
3類感染症 | 報告がありません |
4類感染症 | 報告がありません |
5類感染症 | 梅毒が1件報告されました |
■基幹定点
マイコプラズマ肺炎が1件報告されました
■眼科定点
流行性角結膜炎が8件報告されました