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平成30年2月8、9日に行われた代表質問の主な内容は次のとおりです。(質問順)
近藤 永太郎 自民 西京区
<質問>
知事は府域の均衡ある発展に取り組んできたが、地域格差は解消されていない。府北部の振興について、京都縦貫道の4車線化、医師確保や仕事づくりなど多くの課題があるが、どのような取り組みを重点的に進めていくのか。
<答弁>
府北部の課題の一つであったインフラ整備は一定施策の効果が出てきた。今後は、恵まれた地域資源を活かした府北部ならではの振興策を講じるとともに、少子化時代を見据えた新たな人づくり施策を講じ、府北部を元気にしていきたい。
加味根 史朗 共産 右京区
<質問>
大手企業が内部留保を増やす一方、中小企業は赤字企業が増え、事業所数も大幅に減少している。大企業だけが栄え、中小企業が苦境に追いやられている京都経済の現状をどう考えるか。
<答弁>
12月の日銀京都支店によると府内景気が「拡大している」と上方修正され、赤字企業の割合は平成22年以降減少し、倒産件数も年間200件台と、平成18年ピーク時の約1/3であり、製造品出荷額も10.5%増で全国2位の増加率となり、円高是正の効果が少しずつ府内に出てきていると考えている。
西脇 郁子 共産 下京区
<質問>
府市協調による海外観光誘客に偏った施策により、京都市内では、大阪や東京資本の民泊、ホテルが増加し、町並みや暮らしが変貌し、危機的状況であるが、知事の認識はどうか。また、これまでのやり方を見直すべきでは。
<答弁>
海外の方を含め、多くの方が京都にお越しになっており、その方々を温かく迎えることが京都の心だと思う。観光が京都産業の基礎のひとつをなしており、まちづくりとのバランスが難しいが、京都市の意見を聞きながら、府としても支えていきたい。
村井 弘 公明 宇治市・久世郡
<質問>
大戸川ダム建設について、4府県知事により計画凍結を国に求めたが、近年の大雨状況を踏まえ、淀川本川の容量不足を補い、三川合流後の安心安全に対する効果を検証して同ダムの建設に向かうべきと考えるがどうか。
<答弁>
天ケ瀬ダム再開発、中下流域河川整備の進捗と影響を十分検証してから建設の必要性を判断すべき。その際、本府が瀬田川洗堰全閉操作を求めている点、大戸川の河川整備が進んでいない点について、滋賀県の意見を聞く必要がある。
酒井 常雄 民進 城陽市
<質問>
AI(人工知能)技術の進歩は、助け合いや思いやり、共生社会実現の重要性を再認識させる。「人」を重視してきた知事は、明るい未来に向け、どのような京都府・社会を築き、繋げるべきと考えるか。
<答弁>
いま世界は、地域の力が薄れた孤立社会になるか、人が信頼と絆で結ばれた共生社会になるかの分岐点にある。AIなどにより言葉の壁や障がいの壁を乗り越える機会が生まれ、そうした向こうに孤立社会ではなく、共生社会を夢に描いて進むべき。
二之湯 真士 自民 右京区
<質問>
京都には日本らしい生活が残っているが、近年の経済優先の中で失われつつある。文化首都京都として、日本らしい生活とそれを支える経済活動のあり方を確立すべきだが、30年後の「京都の生活と経済」について所見を伺う。
<答弁>
京都は、持続可能な社会に必要なさまざまな生き方、働き方があり、お互いが支え合う文化がある。これらを再生しながら、強みとして活かすことが、京都の未来を明るくし、30年後に文化首都京都ができ上がることが日本全体の新しい力につながる。
兎本 和久 自民 木津川市・相楽郡
<質問>
本府の雇用状況が改善する一方、人材確保が難しい中小企業では人材不足が起きている。国は、賃上げや人的投資を実施する中小企業へ支援を行うこととしているが、本府の中小企業における生産性向上の取り組みはどうか。
<答弁>
本府では、小さな機器の導入から工場のシステム化まで、生産性向上につながるさまざまな支援を企業の成長に応じて細かく行っている。また、来年度予算では、生産性向上のためのロボット技術開発などを行う拠点整備や就労環境の改善を図る設備導入の支援などを行うこととしている。
能勢 昌博 (自民 長岡京市・乙訓郡) |
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四方 源太郎 (自民 綾部市) |
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堤 淳太 (民進 長岡京市・乙訓郡) |
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原田 完 (共産 中京区) |
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田中 英夫 (自民 亀岡市) |
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林 正樹 (公明 山科区) |
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光永 敦彦 (共産 左京区) |
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田中 美貴子 (民進 宇治市・久世郡) |
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藤山 裕紀子 (自民 宇治市・久世郡) |
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島田 敬子 (共産 右京区) |
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磯野 勝 (自民 向日市) |
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片山 誠治 (自民 南丹市・船井郡) |
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小鍛治 義広 (公明 南区) |
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上倉 淑敬 (維新 伏見区) |
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北岡 千はる (民進 左京区) |
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