京都の女性医師へインタビュー
~自分は仕事をしていて良かったと思います~
― Q.現在の仕事内容、勤務形態は。
現在1歳7ヶ月の子どもがおり、常勤で短時間勤務をしています。たまに遅くなることもありますが、基本8:30から17:15までの勤務で、木曜だけ12:30まで(時短)、という勤務形態です。当直は免除してもらっていますが、半年前から月3回の宅直(オンコール)をさせてもらっています。(H25.12現在) |
― Q.妊娠中の働き方、出産、職場復帰はどのようにされましたか?
復帰に当たっては、特に婦人科ということもあって、周囲の理解がありました。妊娠中は36週まで働いていましたが、私はつわりがひどく、この時は一週間休ませてもらいました。手術の時も途中で続けられなくなり、降りた時などもありましたが、他の先生に替わっていただくなど、とてもありがたかったです。 |
― Q.仕事中、お子さんはどうされていますか?
オンコールで呼び出しがあった時は、子どももまだ小さいですし、主人もたまたま当直でいない時などには、大阪の実家の母に泊まりにきてもらったりしていました。
子どもが体調を崩した時は、病児保育もありますが、私はあまり使ったことはないんです。具合の悪いときくらいは、出来るだけ付いていてやりたいと思う面があるので、職場の理解もいただきながら、主人や主人のお義母さんみんなで助け合ってみるようにしています。でも、病児保育はいざというときは助かります。
― Q.仕事と子育ての両立で工夫していることはありますか?
無理しすぎないようにはしていますが、とりあえず、目の前の仕事を一生懸命やっているという感じです。 |
― Q.今後のキャリアアップについてはどのように考えますか?
子どもを産んだからといって、仕事内容を現時点で凄く制限しているという自覚もないので、今出来ることをやっていこうと思っています。 |
― Q.子育て中の女性医師等がより働きやすくなるために必要と思われる支援策はありますか?
子どもを産む前のように長く病院にいてということもなくなり、定時で帰るようにはしているのですが、フレックスタイム制等の体制をとってもらえると助かります。 |
― Q.これから子育て期を迎える女性医師へメッセージがあれば。
出産後仕事を続けようかどうか迷っている人がいれば、迷わず「産め!」といいたいです。(笑)自分が産んでみて思うのは、子どもを産むってこんな幸せなことだったんだなということ。もちろん、今までも仕事は充実していて幸せだったのですが、子どもから得る幸せはことのほか大きいと感じますし、出来るのであれば産んだ方がいいと思います。 |