地域脱炭素・京都コンソーシアム > 中小企業における排出量削減に向けた優良事例 > 株式会社ハート急便(福知山市)
更新日:2024年12月5日
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【事業内容】一般貨物自動車運送事業、貨物自動車利用運送、軽貨物運送事業
企業HP:https://www.heart-express.co.jp/(外部リンク)
【京都ゼロカーボン・フレームワーク計画及び実績】
基準年度:評価の対象となる排出の量2,996.7トン
(計画)1年度目(令和5年度):評価の対象となる排出の量2,891.0トン(-3.5%削減)
(実績)1年度目(令和5年度):評価の対象となる排出の量2,887.6トン(-3.6%削減)
優良事例紹介概要(株式会社ハート急便)(PDF:299KB)
SDGsの取組の一つとして、金融機関からご提案いただき、京都ゼロカーボン・フレームワークを活用することにしました。弊社は創業以来「環境配慮」を会社の方針として掲げており、二酸化炭素排出量の削減というターゲットに違和感はありませんでした。
削減計画の策定にあたっては金融機関に支援いただきました。その他にも、高燃費車両の紹介や配送ルートの最適化、従業員のエコドライブまで、金融機関さんには様々な情報を教えていただきました。
運輸業界のエネルギー削減は困難な課題です。ただ、ガソリン料金の削減は即ち利益の向上につながります。配達経路の最適化はコスト削減が目的です。その結果として、二酸化炭素排出量の削減につながっただけで、特別な取組を行ったとは考えていません。
さらに、北近畿の配送効率化にあたり、顧客(荷主・大手物流)との配送目的地の調整等を行い、空車回送が発生しないようなルートの効率化を図りました。これらの取組も運輸業界では普通のことなのですが、荷主様、配送先のお客様のご理解が得られてできることです。それが結果として二酸化炭素排出量の削減につながったと考えています。
事務所に太陽光発電設備を導入したいと考えており。物件貸主と調整中です。初期費用0の再エネ導入も気になっています。
トラックに関しては、実際にEVトラックに試乗し、取扱いに関して違和感はあまりなかったのですが、航続距離が短く、実際の営業で使うのはもう少し先と考えています。ただし、事務所に太陽光発電設備が導入できれば、福知山市内の用務用にEVを導入し、太陽光発電で充電し、活用したいと思います。
(取材日:令和6年10月29日)
京都府では、地域金融機関等とともにESG投融資を促進し、府内企業の脱炭素化を支援する全国初の仕組み「京都ゼロカーボン・フレームワーク」を構築しました。
<本フレームワークの特徴>
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