滋賀県での鳥インフルエンザ発生に伴う搬出制限区域を設定
報道発表日:令和5年1月19日
畜産課
農村振興課
- 1月19日(木曜日)、滋賀県1例目となる高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜(家きん国内61例目)が確認されました。
- 搬出制限区域(発生農場を中心とした半径3kmから10kmの区域)に京都府が含まれるため、京都市左京区に消毒ポイントを設置し、区域外への感染拡大防止対策を実施します。
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1.発生概要
(1)発生農場
滋賀県大津市 採卵鶏(約0.4万羽)
(2)経過
- 1月18日(水曜日)死亡羽数増加の通報、簡易検査陽性
- 1月19日(木曜日)遺伝子検査(PCR検査)の結果、疑似患畜を確認。殺処分等の防疫措置を開始
2.京都府の対応
(1)家きん飼養農場への対応
ア 搬出制限区域の設定
- 発生農場を中心として半径3km~10kmに搬出制限区域を設定
※搬出制限区域は2月6日に解除されました
イ 異常の有無の確認及び注意喚起
- 1月19日(木曜日)、100羽以上家きん飼養農場(63農場)に電話連絡し、異常がないことを確認するとともに、予防対策の徹底を指導
- 同日、全家きん飼養者(412戸)に家畜保健衛生所から家畜衛生情報を発出し、防鳥ネットや飲水消毒の点検、鶏舎入退時の消毒など、本病の侵入防止対策の徹底を指導
(2)野鳥への対応
ア 監視重点箇所
- 発生農場から半径10km圏内の湖沼等における野鳥等監視の強化
イ ため池の野鳥飛来防止対策
- 11月24日(木曜日)までに農場周辺600m以内のため池65箇所全てで落水等対策済
府民の皆様へ
鶏肉、鶏卵は安心して食べていただけます!
- 鶏肉、鶏卵を食べて人が鳥インフルエンザに感染した例はありません。
- 鳥インフルエンザウイルスは、十分火を通せば(中心温度:摂氏70度)死滅します。
また、このウイルスは酸に弱いので、万が一鶏肉や鶏卵にウイルスが存在したとしても、胃酸で死滅します。
- 鶏、鶏卵の移動が制限されているのは、国内の鳥への感染を防ぐための防疫措置です。
決して、鶏肉、鶏卵が人に危険な食品だからではありません。
- 市場に出回っている鶏肉、鶏卵は安全ですので、安心してお買い求めください。
詳しくは食品安全委員会ホームページ「鳥インフルエンザについて」(外部リンク)をご覧ください。