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近年、中山間地域では高齢化や担い手不足による遊休農林地の増加、イノシシやサルなどの獣害、景観や生態系の喪失などが問題視されています。この対策のひとつとして牛の放牧が大きな効果をあげており、注目をあびています。
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放牧前 |
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放牧後2週間 |
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放牧終了後耕起 |
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植林した幼木に葛等の雑草 が絡みついており、幼木の生育を阻害している。 |
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約40日間の放牧でこんなにきれいに!しかも手間はかからず。 |
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・例年イノシシの侵入があったが、今年は侵入がなかった。 ・放牧場周辺の水稲や野菜に対する獣害が減少しているように感じる。 ・想像以上に日常管理に労力がかからず、放牧中はイノシシの出現もなく、獣害防止に効果あったと思う。 |
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・牛とのふれあいを通して児童、生徒に動物愛護の心が育った。 ・特にお腹に赤ちゃんのいる牛であったこともあり、生命尊重について学ぶことができた。 ・牛がおとなしくて可愛い動物であると改めて知ることができた。 |
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電気牧柵の設置 |
飲水施設の設置 |
追い込み柵の設置 |
1セット(電牧器、支柱、電牧線)30アールで2~30万円程度です。 | ドラム缶を利用した飲水施設。 | 上部をシートなどで覆い、日除けとしても利用します。 |
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放牧馴致 |
電気牧柵の訓練 |
さあ、放牧開始だ! |
おとなしい牛2頭以上を選定し、1~2週間屋外で青草を給与します。 | 電牧線に牛の鼻を2,3回程度触れさせます。 | 牛や放牧場の状態を観察して転牧します。 (2頭30アールで1カ月程度) |
お問い合わせ
農林水産部京都府農林水産技術センター 畜産センター
綾部市位田町桧前
電話番号:0773-47-0301
ファックス:0773-48-0722