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「令和5年度第2回NPO・地域活動ステップアップ講座」を、オンライン(Zoom)にて開催しました。今回は、「洛和会音羽病院の取り組みから学ぶ企業のCSR活動 地域活動団体と企業のCSRの接点を探る」と題して、洛和会音羽病院から杉本浩規氏をお招きして講義を行いました。
昨今、企業においてはCSR(企業の社会的責任)を果たすことが求められており、積極的にCSR活動を展開し、社会貢献のためにリソースを提供している企業があります。洛和会音羽病院の取組みとして、社会福祉協議会と連携した地域での居場所づくり、ホテルと連携した、くし・ブラシのリユース事業をご紹介いただき、「つながり」を大切にして活動することの大切さを学びました。
令和6年2月28日(水曜日)
オンライン(Zoom)にて開催しました。
1.企業のCSR活動について
2.洛和会音羽病院のCSR活動について
3.質疑応答・意見交換
洛和会音羽病院 杉本 浩規 氏
「令和5年度第1回NPO・地域活動ステップアップ講座」を、オンライン(Zoom)にて開催しました。今回は、本年4月1日から京都府犯罪被害者等支援条例が施行されたことから、「みんなでつなぐ支え合いの和 犯罪被害者支援のための 地域協働を考える」と題して、亀岡交通事件遺族・NPO法人ルミナ理事長の中江美則氏、京都先端科学大学准教授、京都犯罪被害者支援センター理事の阿部千寿子氏をお招きし、犯罪被害者支援啓発の講座を開催しました。
最初に京都府安心・安全まちづくり推進課から、京都府犯罪被害者等支援条例の説明を行い、その後、中江美則氏に講演いただきました。2012年4月23日の亀岡交通事件で妊婦だった娘の幸姫さん(当時26歳)と生まれてくるはずだった孫の愛鈴さんを亡くされました。悲しく辛い経験を経て、団体を立ち上げ、犯罪被害者支援・更生保護支援を行うに至った過程について語っていただきました。
最後に中江氏と阿部氏で対談形式でお話いただきました。犯罪被害者にどのように接すれば良いのか分からないことがあると思いますが、中江氏からは「犯罪被害者だとしても、普通に自然に接してほしい」とのこと、阿部氏からも「中江さんをはじめ犯罪被害者の方は、特別ではなく普通の人。寄り添うような支援が必要」とのことでした。
今回の講座では、犯罪被害者支援・更生保護支援に携わる方々の他、地域で活動されるNPO・地域活動団体の方々に参加していただけました。今回の講座に参加し、犯罪被害者支援に理解を深め、地域で支え合い・助け合うことの大切さを学ぶことができました。
9月1日(金曜日)18時30分~20時30分
オンライン(Zoom)にて開催しました。
1.京都府犯罪被害者等支援条例の説明
2.講演 「深まる苦しみ 広がる傷口」
3.対談 「地域全体で犯罪被害者を支えるためには」
4.質疑応答
〇中江美則氏(亀岡交通事件遺族、NPO法人ルミナ理事長)
:2012年4月23日の亀岡交通事件で妊婦だった娘の幸姫さん (当時26歳)と胎児だった孫の愛鈴ちゃんを亡くし、事件の悲惨さを訴えるために、「被害者京都交通事故被害者の会 古都の翼」を設立して講演活動等を行い、更生保護団体ルミナを設立。2022年からは、京都府から認証を受けNPO法人となり、講演、被害者支援、更生支援、交通安全などの事業を行っている。
〇阿部千寿子氏(京都先端科学大学准教授、京都犯罪被害者支援センター理事)
:京都先端科学大学経済経営学部准教授。刑事訴訟法を専門に、刑事裁判に犯罪被害者等が参加する「被害者参加制度」を中心に研究している。現在は京都犯罪被害者支援センターの理事を務めるとともに、中江美則氏とともにNPO法人ルミナの立ち上げに関わり、理事も務めている。
講師:山田 泰久 氏
一般財団法人非営利組織評価センター(JCNE)業務執行理事
開催年月日:令和4年8月3日(水曜日)及び5日(金曜日)
資金調達をテーマとして、「自立的な組織をつくる助成と寄付」と題して一般財団法人非営利組織評価センター(JCNE)の山田泰久氏の講義を行ないました。多くの団体が資金調達の手段として行っている助成と寄付、これらを団体が自立的な組織となるためにいかに助成と寄付を活用していくかについて学びました。
講師:松垣 芳伸 氏
日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団理事・京滋事業本部事務局長
開催年月日:令和4年8月24日(水曜日)及び26日(金曜日)
同年10月1日に施行された労働者協同組合法をテーマに、日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団理事・京滋事業本部事務局長 松垣芳伸氏によるレクチャーを行いました。
労働者協同組合とは何か、NPO法人や一般社団法人などとの対比を踏まえて、全国で実際に取り組んでいるケースや、府内での協同労働の実践例を紹介し、団体の活動・組織運営の在り方を考える機会となりました。
講師:堤 大介 氏
NPOコンサルタント・上級ウェブ解析士
開催年月日:令和4年11月22日(火曜日)及び25日(金曜日)
地域活動団体のための計画づくりをテーマとし、NPOコンサルタント・上級ウェブ解析士の堤大介氏による講義を行いました。
計画を立てるためには、「何を実現するために」「何を集めるか」「いつ集めるのか」といった3つの観点から考えていくことの必要性、「結果」と「成果」の違いと「成果」を重視した計画づくりの大切さを学びました。
講師:中尾 さゆり 氏
税理士・特定非営利活動法人ボランタリーネイバーズ理事長
開催年月日:令和5年2月7日(火曜日)及び10日(金曜日)
地域活動団体の後継者育成と事業承継をテーマに、自ら団体の事業承継を実践した中尾さゆり氏を講師に招き、講義を行いました。全国的に高齢化・担い手不足に悩んでいるNPOが多数あること、後継者育成と事業承継に成功した団体の具体的な取組例、計画的に後継者育成・事業承継を考えていく必要があることを学びました。
講師:山田 泰久 氏
一般財団法人非営利組織評価センター(JCNE)業務執行理事
開催年月日:令和3年10月3日(日曜日)及び6日(水曜日)
「情報発信」をテーマに、一般財団法人非営利組織評価センター(JCNE)の山田泰久氏による講義を行いました。NPOの支援、団体の信用を挙げることと共感を呼ぶことの大切さ、発信することの意味、方法、発信力の向上につながるポイントについて学びました。
講師:山田 泰久 氏
一般財団法人非営利組織評価センター(JCNE)業務執行理事
開催年月日:令和4年2月2日(水曜日)及び5日(土曜日)
「資金調達」をテーマに、一般財団法人非営利組織評価センター(JCNE)の山田泰久氏の講義を行いました。団体を運営していく上で欠かせない「資金調達」について、総論的なところから、寄付、助成、会費、事業収入、クラウドファンディングについて、それぞれの手段との関係を踏まえながら、資金調達の在り方について学びました。
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